心理学・学習

【禁煙】煙草を本気で止める方法

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私はかつて、極度のヘビースモーカーでした。

煙草をやめるのにどれだけ悩まされたか。

長い時間を費やしましたが、今では、しっかりと煙草を吸わない日常を送っています。

本日は、そんな私がピタッと喫煙を辞めた方法についてです。

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運転免許の合宿で吸った煙草本数

煙草を辞めたのは、20代後半くらいの時でした。

それまではガバガバ、ガバガバと毎日煙草を吸っていました。

ピーク時は、一日に4箱!?

スモーカー大佐もびっくりです!?!?

運転免許の合宿での話ですが、合宿期間が20日間くらいあって、毎日が暇で暇で仕方がなく、煙草を吸うことしかやることがありません。

合宿初日にパチンコ屋に行ったら4万円ほど勝ってしまったんですよ。

それがきっかけで、合宿期間中の予算に少し余裕ができて、気付いたら勝ったお金を全部煙草代に使っていました。

で、合宿終わりの前日に再びパチンコ屋に向かいます。

台に座って、数時間、あっという間に最初に勝ったお金を全部吸い取られてしまいました。

結局、この合宿期間中に吸った煙草代は、全部自腹。

4箱×20日×500円=40,000円

20日間で約4万円くらいを煙草代に費やしてしまったのです。

キヨッピヨ
キヨッピヨ

いやぁ~、お恥ずかしい( *´艸`)。あほですね。自分でもあほやと思います。

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人間は、意志が弱い。

このように人間というのは意志が弱い生き物です。

皆さんも私ほどではないにしろ、多かれ少なかれ、何か自分の意志に負けたことがあると思います。

こんな意志の弱さをどうやって克服すればよいのか??

難しいですよね?

これは、永遠の課題だと思うんですが、私は、実際にその意志に討ち勝って、煙草をやめているので、何かしらのお役に立てると思っています。

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煙草をやめるためにしたこと

煙草をやめるためには、「煙草をやめる」と決めないと絶対にやめれません。

決めたところで決意が緩いと意味がない。

決意を固めるために私は、あることをしました。

自分が煙草をやめたいということを認識する。

人間というのは、頭の中で変えたいと思っていても、習慣をなかなか変えることができません。

なので、まず、自分の芯から「煙草をやめたい」と認識することが必要です。

そのために、私は、紙に書き出すことから始めました。

その紙には、「煙草をやめたい」と書くだけではなく、その理由を思い浮かぶだけ全て書き出します。

煙草をやめたい理由 リスト
  • お金がかかるから煙草をやめたい。
  • 身体に悪いから煙草をやめたい。
  • 他人から煙たがられるから煙草をやめたい。

お金がかかるから煙草をやめたい。

煙草は、1箱500円くらいします。

牛丼の並を食べてもおつりがくる価格です。

1日1箱吸えば、無駄に1食代費用が掛かるということです。

1週間で3,500円、1か月で15,000円、1年で182,500円、10年で1,825,000円。

20歳で煙草を初めて、80歳で亡くなるとしましょう。

すると、60年間煙草を吸うことになるので、一生で10,950,000円も非喫煙者と比べて余分に費用が掛かってしまうのです。

家が変えてしまう金額ですね(笑)

身体に悪いから煙草をやめたい。

吸ってたときの私の健康状態は、血圧が高く、あまり食欲がないのに肥満体形でした。

いつも咳に悩まされ、毎朝起きると体がむくんでいるのです。

体調の悪いときは、足の色がうっ血した様に青くなっていることもありました。

さらに面白いのが、喫煙者の死亡リスクです。

喫煙者の死亡リスクは、非喫煙者の1.3倍であると言われています。

無駄なお金を払って、早く死ぬ。

「家を売って、すぐに死ぬようなものですね。」

落語でありそうなストーリーです(笑)。

他人から煙たがられるから煙草をやめたい。

母親や弟から臭いと罵られ、言われる度に自信を無くしていきます。

その匂いは、煙草を吸っていないときでも私について回ります。

もちろん自分でもわかりますよね。

ただ、その匂いはたばこのにおい。

何を嗅いでも煙草プラス〇〇〇なのです。

煙草を吸っていると自ずとネガティブな言葉を浴びる数が増えるので、気付かないうちに自尊心が低下していきます。

そして、本当に要らない人間になってしまうのです。

大袈裟に煙草をやめたい理由を書きまくる。

このように、読むと煙草を吸っている自分が嫌になることを紙に書きまくります。

これは、ちょっと大袈裟に書く方が効果があるので、出来るだけ誇張しましょう。

本当に辞めたいという気持ちがあればいくらでも書けるはずです。

読んだときに「煙草は、辞めよう。」と再認識できる文章を書きまくりましょう。

健康志向を意識する。

その次に私がしたことは、健康志向を意識するということです。

それは、煙草とは真逆のことです。

真逆のことにハマれば、やめられると思ったからです。

最初に有酸素運動を始めました。

短時間からですが、徐々に距離を伸ばして、のめりこむ様に毎日走ります。

最初の頃は、走った後の休憩の時に煙草を吸ったりもしていました。

すると、毎日走っているのに体力がつかないことに気付きます。

煙草を吸うとやっぱり息切れしやすくなるんですよね。

そこで吸うのを「この時だけは我慢する」と決めると、日に日に体力がついていきます。

自分の成長を実感すると、それが自信になり、もっと走ろうという気になれます。

これを続けることで、「走りたければ、煙草は吸わない。」と自分の習慣にプログラムすることができるのです。

油断すると、煙草はそこにいる。

「煙草を吸わない。」と自分の習慣にプログラムされていても、油断してはいけません。

隙を見せると煙草は、いつでも近づいてきます。

例えば、飲みの席。

誰か一人でも煙草を吸っている人がいると、その人から知らぬ間に一本貰い、一緒に吸ってしまっています。

久しぶりに吸うたばこは、おいしいんですよね。

だから、もう一本、もう一本と増えていきます。

すると、決まって言われるのが、

「自分で買えよ。」

そこで自分で買ってしまうと、再び喫煙者の仲間入り。

煙草が近づいてきた時の対処法

こうやって煙草が近づいてきた時に、先ほど作った「煙草をやめたい理由 リスト」を思い出してみてください。

財布に入れるなどしてリストを持ち歩くのがベストなのですが、持っていなくても思い出すようにしましょう。

で、そこで負けてしまったとしても、帰って紙に書きます。

書く内容:「飲みの席で煙草の誘惑に負けた。友達が一本くれるというので、「一本だけなら」と思い、一本吸ってしまった。そのあとも何本か貰っていると、「自分で買えよ」と言われ、知らない間に自分で1箱買ってしまっていた。」

このように自分の行動を考察して、出来る限り具体的に書き記すのです。

また、吸わずに耐えることができた時も同じく書き記します。

なぜ、「我慢ができたのか?」を考察して、細かく書いてみましょう。

油断すると煙草はいつでも近づいてくることを絶対に忘れないでください。

さらに新たな習慣を

さらにプラスして「行動」を書き記せれば、完璧に辞められます。

先ほどのような状況になったときにする「行動」を前もって決めておくのです。

例えば、友達に煙草を誘われたとしましょう。

そんな時は、「その友達を否定する。

こう決めて、書き記し、実行する。

難しいかもしれませんが、これができれば絶対に辞められます。

友達を否定すれば、その友達からは嫌がられるかもしれません。

ですが、否定した手前、そこでは、絶対に吸えなくなります。

そんな状況を作るような「行動」をプラスして書き記しましょう。

まとめ

このように、紙に書き出して現状を確認することで、やるべきことを認識することができます。

そして、忘れないように何度もリストを読み返す。

何度も確認するということを繰り返します。

その習慣を身に着ければ、あなたにも「非喫煙者の仲間入り」のオファーが殺到します。

何回も繰り返していますが、何が一番大切なのかというと、自分が吸いたくなるタイミングを知るということなんです。

そのタイミングを知ることができれば、そのあとの行動を変えることができる。

そのために、常に自分のことを観察して、思ったことを紙に書き記す。

この方法は、煙草をやめるため以外のことにも活用できます。

「何かやりたい。」、「何かやめたい。」という目標がある方は、ぜひ試してみてください。

行動できないときは、まず、自分の現状を知る。

それが目標への第一歩になるかもしれません。

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